シェアハウスの記事ばかりでもつまらないよな~、と思ったのでこれから僕自身の記事も配信していきます。
BUIEブログを小関仕様にしていく計画スタート!
ということで、今回は「ギター弾きと大企業の会社員の安定」について書いてみようかと思います。
つい先日「ギター弾きの恋」という映画を観ました。(以下、若干ネタバレあり)
ギターの腕は天才的だけれど、「生きる」ことに対して不器用な男が、しゃべることのできない女の子と出会い、恋に落ちて徐々に変わっていく様子を描いた映画です。
ギター弾きの暮らし
ギター弾きの男の毎日は、ライブをする場所に移動して、ライブをして、お金をもらって、女の子をひっかけて、ホテルに行ったり、自分の部屋に連れてきたり。仲間と飲んで、家に帰ってセッションをしたりして、といったかんじです。
自由気ままでいいですよね。毎日楽しくてしょうがないと思います。
しかし現実的に考えると、この暮らしを選択する人というのはごくわずかなんじゃないでしょうか?
ギター弾きはフリーランス
身分的にいうとギター弾きは現在の「フリーランス」になるのかな?専門的な技術を持って仕事をしてるわけだし。
ギターの腕が天才的だから、ライブハウスに行ってお金を稼ぐ。しかし、自分が病気か何かで倒れてしまうと途端に収入がなくなってしまう。
フリーランスの方であれば、誰もが通る悩みどころですよね。自分1人で働く場所も、働く時間も自由に決めることができる。で責任は全部自分で取らなければならない。自分が動かなければ仕組みをつくらない限りは収入の保証もない。
安定してるとは言いづらいですよね~。
一方大企業の会社員は?
イメージしやすいように「28歳男性、大手IT企業で受注した仕事を管理し、SEに仕事を割り振る仕事をしている」人を例に挙げます。
週5日9時から17時まで働き、給料は月40万。仕事も手慣れたもので、同級生などと比べて地位もあって月給も高い。もちろん会社で保険や有休、育休なんかも手厚く保障されている。
婚活なんかに行くとさっきのギター弾きより全然「安定」してて、かなりの優良物件になるんじゃないでしょうか?
社会的にどう考えても「安定」していますよね。一見。
安定、ってなに?
僕自身フリーランス(ライター、シェアハウス運営)で1年間ほど働いていたのですが、そのとき「安定」についてめちゃくちゃ考えました。だって今自分が倒れたら収入がなくなるから怖いんですもん。
そのとき思ったのが「会社に入ったからって安定してる、って考えるのは短絡的だよな」ということです。
「でもフリーランスである今の自分は安定してる?いや、なんか違う気がするよな~」なんてグルグル考えてました。
会社員は会社がつぶれたらどうするの?
会社に入ってるから自分は安定していると思ってるみなさんへ。本当にそうですか?
会社がつぶれたらどうするんですか?転職ですか?そこもまたつぶれたらどうするんですか?ずっとその繰り返しですか?
煽るわけじゃなくて(それもあるけど)、単純な疑問です。
何か専門的な技術・能力を身に着けるため、自分の野望を叶えるための手段として会社に行ったり、会社の仕事はライスワークとして、副業で不動産投資、株、転売、システム開発などをやっている人はわかります。でも会社員として働いてそこで安心しきってるのは危険だな~と思っています。
安定、とは?
「ギター弾きの恋」を観ていて思ったのは、「大企業の会社員よりギター弾きのほうが安定しているんじゃないか?」ということです。
音楽は世界共通です。誰の心にも響かせることのできるギターがあれば、どこでだって会社という後ろ盾がなくとも稼いで生きていくことはできます。
会社員という地位に安心しきっている普通の会社員の方は、極端ですがもしベトナムに行って稼いでこい、とポンと放り出されたらおそらく何もできないはずです。そこからすさまじい力を発揮して大企業を起こす可能性もありますけど。
自分で事業を起こしたり、専門的な技術・能力を発揮したり、といった「自分でいつでもどこでも稼ぐ能力と自信があること」が本当の意味での「安定」につながるのではないかな、と。
安定とはいつでもどこでも稼ぐ能力と自信があること
今回の主張をするために会社員の方を少しけなすような表現になってしまったこと、すみません。
会社員とフリーランス、どちらも人によってタイミングや立場でマッチするほうは変わってくると思います。34歳男性で2人の子どもがいたりすると、社会保障が手厚い企業にいたほうがいいでしょうし。
~~~~
ギター弾きと大企業の会社員、社会的に見ると明らかに「会社員」のほうが安定していますが、僕の中の定義だと完全に「ギター弾き」のほうが安定しています。
「いつでもどこでも稼ぐ能力と自信」を身に着けるために生きていきたいですね。
ではでは。